建設コンサル野郎の愚痴ブロ

このブログは、地方の弱小建設コンサルタント会社で上水道の設計に勤しむ男がダラダラ愚痴を書くブログです。

建設コンサルタントは激務??

みなさんどうもどうも。

今日は建設コンサルタントという仕事についてお話しますくぁ。

さっそくですが、世の中には様々な仕事がありますよね。

接客業、建設業、製造業、営業、芸能、医療関係・・ほんと多くの業種がありますわ。

俺は建設コンサルタントという業界に属しております。業務内容をハイパーウルトラざっくり言うとインフラ施設の設計・計画業務ですが、まぁ大きく括ると建設業に分類されますかね。

さて、この建設コンサルタントという業種。

世間的にはあまり馴染みのない仕事だと認識してます。

コンサルっていえば経営コンサルなんかが有名ですが、最近は「なんでもかんでもコンサルってつければいいわけじゃねーぞ!」ってくらい様々な怪しい○○コンサルがありますね。

 

で、まぁそんな建設コンサルタントという業界ですが、

一部人間からはかなりキツイという印象があるみたいです

実際、建設コンサルタント ググると 「きつい」と候補で上がってきますし、

建設コンサルだけはやめとけ。みたいなスレッドもあります。

 

 

では実際に建設コンサルタントを生業としている俺視点から、この業界は本当にキツイのか考察したいと思います。先に断っておきますが、一口に建設コンサルといっても会社の規模や設計分野、職場環境や風習で大きく異なるはご理解ください。

はい。じゃさっそくですが、

建設コンサルはキツイのか?俺の答えは。

うんまあまあキツイっす。です

ではなぜキツイと思うのか。

それは建設コンサルのお客様は地方自治体や県、国といった官公庁だからです。税金で動いている組織に技術提案をするというのは想像以上に神経をすり減らす作業なのです。

設計根拠は明確か、どの指針に準拠した判断か、経済比較の内容は適切か、積算に謝りはないか、現実的に施工が可能か、とにかくとにかく雁字搦めです。

で折角一つ一つ慎重に重ねた積木がお役所の一存でガッシャーンみたいなのは日常茶飯事です。しかしコンサルはそこで投げ出したら試合終了です。

「はい、わかりました。」すぐ修正作業に取り掛からなければならないのです。

だって納期があるんだもん。

そして、神経すり減らしヨボヨボになりながらも成果品を納めたその足で、次なる現場へ向かわなけらばならないのです。一つとして同じ現場はありません。毎回毎回分からないことだらけです。ずーっと焦ってます。結構辛いです。

 

ではなぜ建設コンサルタントという業界に居続けるのか。

それは、それでも俺はこの仕事が合っていると思っているからです。

建設コンサルタントは基本自分との勝負です。

プロジェクトはもちろんチームで動くのですが、実質は一人です。

責任はすべて担当者が背負います。(と思って仕事してます)

だから毎日毎日PCや本に向かって必至に解決策を探っています。

そして焦りながらもずーっと考えていると一筋の光が見えてきて、さらにさらにずーっと考えているとそれが確信に思えてきて。さらに考えると自分の考えたその案が、この業務をクリアする唯一の武器に思えてくるのです。

それが楽しいんですわ。

そして役所に俺の考えた案を提示し、「おーいいね。それで行きましょう!」

と言ってくれた時が至福の時なんですわ。

人によってはそれを役所の奴隷というみたいなのですが、それでいいんです。

だって。それが人の生活を豊かにするということに繋がっているのだから。

役所の奴隷だろうが、俺の考えた案で設計が完了し、無事施工が完了し市民に水道が供給される。それでいいじゃない。

 

2ちゃんねる管理人のひろゆきさんが挙げた、頑張っている専門家の中に”水道”

が入ってました。建設コンサルという仕事を通して、遠回りだけど人のためになっているんだと思います。そんな仕事が建設コンサルタントです。

 

建設コンサルタントへの就職をためらっている人の参考になればと思って書かせてもらいました。

 

最後に

まぁ建設コンサルはキツイですけど。

どんな仕事だって辛いですよね。どんな仕事だって人の役には立ってますよね。

まぁ色々言いましたが、楽して金貰えるならそうしたいっすよね!

 

長々と失礼しました。

クソ(うんこ)して寝ます。